あらすじ
祓い屋の長女、高浜水喜(たかはまみずき)には祓い屋としての力がない。
そのため、両親からは罵詈雑言を浴びせられていた。
だが、水喜は全く気にしない。
水喜の目には、祓い屋としての力を強く持っている妹、高浜水奈しか映っていたいから。
水奈は心優しい少女。
自身の力に驕らず、日々勉学などは怠らない。
力のない水喜にも普通に声をかけ、笑顔を向ける。
そんな妹を守るべく、水喜は筋トレをはじめ、ゴリラ並みの力を手に入れる事を決意した。
そんな中、急にあやかし一族を束ねる長、鬼である羅刹(らせつ)から縁談が舞い込んだ。
鬼は人を食料として食べてしまうという噂が流れている。
両親は、そんな鬼に水喜を追い出す形で送り込んだ。
絶対に死ぬわけにはいかない。そう強く願っていた水喜は、最初は逃げ出そうかとも考えたが、写真を見て考えを改める。
イケメンに弱い水喜は、好みなタイプの見た目をしている羅刹を見て会ってみたいと思ってしまった。
夜に羅刹に出会った水喜は、彼の迫力に圧巻。
だが、屋敷で一夜を過ごした水喜の目の前に現れた羅刹は、夜に放っていた迫力は見る影もなく、弱気な性格となっていた!?
朝と夜で別人のようになる鬼と、面食い祓い屋の、ちょっとクスッと笑えるような復習恋愛物語。
※イラスト あニキさん