あらすじ
母親を失くした架乃は、最近、母の若い頃の日記帳を読むことを日課にしていた。
架乃は両親の馴れ初めを少しずつ大切に解きながら、自分もこんな人と巡り会えたらいいな、なんて思いを馳せる。
そんなとき、見知らぬ男の子にラブレターをもらうけれど、幼なじみの零に奪われバカにされ……。
両親みたいな恋愛に憧れるなんて言いながら、すぐそばにいる運命のひとに気付かない架乃に零はもやもや。
そして、架乃はじぶんも日記を書くことに。その日記帳が、やがてふたりにとって運命の一冊となり……。
時が経ち、架乃は孫の花にせがまれ、母の日記帳とともにじぶんの日記帳も渡し、淡い青春時代を懐かしむのだった。
一冊の日記帳が恋と愛を繋ぐ、親子三世代のファミリーヒストリーロマンス。