あらすじ
戦中、戦後の混乱期を乗り越え、七人の子供を必死に育て、その後も子や孫たちのために奔走していたよしえさんが、ちょこちょこと書き留めていたものです。
身を粉にして働いている姿、孫の世話をする姿しか見せなかった祖母に、そんな一面があったとは、本当に驚きました。
誰かに読んでもらおうと書いたものではなく、何となく書きたくて筆をとったのだと思います。
学校にもろくに通えていないのに字がきれいで漢字も見事に書けて文才があり、もしかしたら「物書き」になりたかったのかもしれません。
80代で認知症になってからも、テレビのテロップなどの難しい漢字をスラスラと読んでいました。
施設に入ってからも、面会に行くと談話室の本棚を見て本のタイトルを声を出して読みました。
文字が目に入ると、読まずにはいられないのです。
頭が良く、本当は上の学校に行きたかったおばあちゃん。
独学でずっと勉強をしていたのでしょう。
子供や孫のことが誰だかわからなくなっても、最後まで文字は読めていました。
身内以外の人が読んでも面白くないでしょうが、もしよろしかったら、よしえおばあちゃんの書いた文章を見てやってください。
古いノートで、ページがバラバラになり、時系列になっていませんがご容赦くださいませ。