あらすじ
探偵喫茶『ふたりごと』がオープンしてから1ヶ月。
店長であり探偵を務める今井 千鶴(いまい ちづる)さんと、喫茶店担当であり探偵の助手である僕、矢田部 蓮(やたべ れん)の2人で切り盛りするお店は、順調なスタートを切ることができた。
そんな中、5月の大型連休を利用して遠出をすることになった僕たち。その前日の夜、千鶴さんから恒例のゲームの提案が出される。
今回の内容は、「デート中にお互いにしてほしいこと(プラス行動)としてほしくないこと(マイナス行動)をあらかじめ決めておき、それを達成できる(してしまう)かどうかで得点が上下する」というものだった。
ただ、デートが始まってしまえば、このゲームのことはすっかり頭から離れてしまい、僕はただひたすら千鶴さんとのデートを満喫することになる。
ドライブ中の楽しいおしゃべりに、自然豊かな観光地や歴史ある神社訪問、地元のグルメやお土産選びなど、充実した一日を過ごすことができた。
そんな中で新たな発見もあり、僕と千鶴さんの仲はさらなる進展を遂げたのだった。
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探偵が行くところに事件あり、というミステリー小説の常識を覆す、ただのデートストーリーになります。
ただ、それを危惧した蓮くんから「読者への挑戦状」が提示されます。
普通のミステリー小説なら解決編が始まる直前に提示される「読者への挑戦状」ですが、今作では割と早い段階で登場します。
その内容は、「二人が決めたプラス行動とマイナス行動が何かを当てること」であり、デート後の答え合わせまでに二人が何をして得点と失点を獲得したのかを考えてほしい、というものになります。
そんなわけで、二人のデートを楽しみつつ、蓮くんからの挑戦を受けてもらえればと思います。
探偵パートは一切なくて日常パートのみをお届けするシリーズ第6弾。
ミステリー要素は読者に委ねる新感覚のミステリー小説(?)を存分に楽しんでいただけますと幸いです。