あらすじ
父の反対を押し切って転職し、海外勤務でアメリカ暮らし。これがきっかけで父とは絶縁状態。
そうして五年ぶりに帰国となったのに、実家には帰りたくないという俺のわがままから、久しぶりに母が会いにきてくれることになったのだが……
あることがきっかけで、親子のわだかまりがとけていくヒューマンドラマ
超・妄想コンテスト第210回『久しぶり』佳作をいただきました!!
》》》選評
海外勤務を終え、5年ぶりに帰国した主人公に会いに来た母は、来る途中で意識を失い、病院に運ばれて――。すれ違っていた親子が唯一の接点であった母のアクシデントを機に、ゆっくりと掛け違ったボタンを直していく様子が、じんわり心に沁みます。2人でお弁当を食べるシーンには胸を締め付けられました。設定や展開はベタですが、しっかりと文章を読ませる筆力を感じます。