あらすじ
※ネタバレ注意
キャラクター設定
○猫宮 想(ねこみや そう)中学二年生。男子。155cm。
華恋がたまに撫でている野良猫。雨の日に、華恋が傘を置いていってくれたことがある。
華恋に恩返しがしたくて、人間になった。
勉強をしようとも言ってこない、ただ一緒に遊んでくれる。
華恋を助けようとする。
*価値観 :華恋に恩があるため、望むままにしたい。
*トラウマ:熱中症で倒れた華恋を見て、人として助けになりたいと思う。
○香山 華恋(かやま かれん)中学二年生。女子。150cm。
黒髪、三つ編み、真面目な見た目。
勉強をしなくても、無条件に愛してくれる存在を求めている。
勉強はした方がいいとわかってるけど、勉強しないと怒られるのが嫌。
頑張りたくないけど、面倒なことになりたくないので、渋々やっている。
*価値観 :頑張るとかだるい。怒られるのはもっとだるい。
*トラウマ:良い点数を獲ったテストで褒めてもらえなかった。
○乾 悠真(いぬい ゆうま)中学二年生。男子。160cm。
華恋と同じ塾に通っている。
勉強はしなきゃいけないけど、ダルいと思っている。
真面目そうな見た目なのに、頑張りたくないという価値観が合う華恋を好きになる。
*価値観 :頑張ったところで、意味があるように思えない。
*トラウマ:何かしようとすると、親がなんでもやってきた。
長編化した際のプロット
<三幕構成>
○第一幕
<問題提示>
【オープニング・イメージ】
夏休み最終日、華恋は塾をサボる。
※乾くん登場させておく。
【セットアップ】
華恋は猫宮くんと出会い、夏祭りや花火大会を満喫する。
【きっかけ】
華恋は、夏休み最終日が繰り返されていることに気づく。
【悩みのとき】
繰り返しているのは、猫宮くんの仕業らしい。
宿題を抱えた夏休み最終日は嫌だ、と華恋は結論を出す。
<第一ターニングポイント>
夏休み最終日から抜け出し、日常に戻ってくる。
猫宮くんが転校生としてやってくる。
○第二幕
<展開>
【サブプロット】
猫宮くんは絶大な女子人気を誇りつつも、華恋にベタベタしてくる。
乾くんと華恋は体育祭実行委員になる。
頑張るとかだるい、という価値観のもと、仲良し。
乾くんは華恋のことが元々好きだった様子。
【お楽しみ】
乾くんの登場により、猫宮くんが嫉妬して不機嫌になる。
<ミッドポイント>
体育祭前日、乾くんに告白される。
告白されているところを猫宮くんに見られてしまう。
華恋は、返事を保留してしまう。
体育祭前日が繰り返される。
普段から、誰かしらが日常を繰り返しているけれど、自分が繰り返していたことで、記憶が残るようになったのかと思い当たる。
<葛藤>
【迫り来る悪】
なんで返事を保留にするの、と嫉妬した猫宮くんと喧嘩になる。
そもそも猫宮くんはなんなのか?
猫宮くんは、神社の神様(花火大会の穴場)にお願いして人間になったのだと言う。
じゃあ人間じゃないじゃん!
※ループ。
【すべてを失って】
猫宮くんが、繰り返される時間の中で、姿を消す。いなくなる。
誰も猫宮くんを覚えていない。
※ループ。
【心の闇】
猫宮くんと会えなくなって、華恋は自分のしてしまったことの重大さに気づく。
人間とか猫とかじゃなくて、猫宮くんが好きになっていたことを自覚する。
何事も頑張ることが面倒で、もっとだるいことを避けるために生きてきた。
<第二ターニングポイント>
華恋は乾くんの告白を断る。
他に好きな人がいると、乾くんに告げる。
大切なものを見つけたから頑張ることにした、と決意表明をする。
体育祭前日のループが終わる。
○第三幕
<解決>
【クライマックス】
体育祭当日になっても(ループが終わっても)、猫宮くんは登校してこない。
しかし、乾くんだけが猫宮くんのことを覚えている。
乾くんは、神社の近くで、猫宮くんを見かけたらしい。
頑張れ、と背中を押される。
【フィナーレ】
そもそも猫宮くんは、塾をサボった時に現れた。
何事も頑張るのがだるいと思っていた自分を受け入れてくれた。
神社に行って、神様にお願いする。
「猫宮くんが好きなんです! 猫宮くんを返してください! 勉強でも運動でも、なんでもするから! 頑張るから!」
猫宮くんが帰ってくる。
猫宮くんと両思いになる。
【ファイナル・イメージ】
華恋は頑張って走った。
乾くんも、華恋が頑張ると聞いて、「俺も頑張ることにした」と。
猫宮くんが圧倒的な速さを見せつけて、クラス対抗リレーは一位を獲った。