あらすじ
引っ込み思案の小春《こはる》は、短歌を詠むことが大好きな高1女子。
昼休み、クラスメートにからかわれていたところ、自分をかばってくれた幼なじみの涼介《りょうすけ》が階段から落ちて頭を打ってしまう。
意識を失くし、目覚めてからの涼介の様子が、どうもおかしい。
小春とは父親ちがいの、繊細で敏感な小学3年生の弟は、あの人は涼介ではないと言いだして……。
現代と1945年とが交差する、新感覚の恋愛ファンタジー。
都倉小春《とくらこはる》 高校1年生。短歌を詠むことが趣味。
菊池涼介《きくちりょうすけ》 高校1年、小春の幼なじみ。軽音楽部。
杉田陽彩《すぎたひいろ》小春のと涼介の同級生。トランスジェンダー(FTM)。
本宮華恋《もとみやかれん》 小春と涼介のクラスメート。小春をいじる。
薄田蒼穹《すすきだそうきゅう》 通称ソラ。二十歳の謎の文学青年。
都倉丈琉《とくらたける》 小春の繊細な弟。小学3年生。
0 プロローグ
1 出会い
2 真実
3 雨のち晴れ
4 友だち
5 小さい弟
6 コーヒー
7 冷たい石
8 噓
9 やさしい雨