あらすじ
親友の通夜に参列した三上未華子(25)は、帰宅後にあり得ないものと遭遇する。
死んだはずの友、大熊桜介と瓜二つの人間が、自分の目の前に現れたのだ。
はじめのうちこそ拒絶した未華子だが、姿形が親友と同じであったこともあり、彼を家に招き入れてしまう。
違和感を覚えながらも、徐々にその存在を受け入れはじめる未華子。
しかし、カオルと名乗るピンクベージュの髪色の高校生と出会ったことから、〝桜介に似た何か〟への依存心に、終止符を打つ。
とある組織のアルバイトだというカオルは、〝桜介に似た何か〟を「化獣(バケモノ)」と呼んでいて──。
化獣とは何か。
なぜソレは、桜介の姿で、未華子の前に現れたのか。
桜介が殺された事件に関わる謎とは?
バケモノとの同居からはじまる、現代ファンタジックホラー長編。
※表紙絵は、ミカスケ様のフリーイラストより