あらすじ
姉・沙絵の死後、新宿二丁目、五丁目の街の皆を助け、スランプだった友を再生させ、店の経営に本腰を入れて取り組む日々の京太郎。
しかし、京太郎の活動を支えていた和貴、生島、千紗……共に演奏していた仲間達が次々に自分の夢を叶えるべく世界へと羽ばたいていく後ろ姿に、寂寥感を隠せない京太郎。
加えて、政さんが幼馴染と親しく口をきくだけでモヤモヤし、二人の仲もギクシャクしてしまう。益々泥沼に嵌るようにして心が不安定な日々が続く京太郎。
やがて、和貴とのCD制作の話が持ち上がる。和貴の友達で作曲家の笠松陽高の曲を使い、穏やかなプログラムを構築するが……その中で、和貴が年上の女性と付き合い、既に大人の階段を上っていたことを知る。
益々取り残された感に苛まれる京太郎。
『深海魚』のママはそんな京太郎に寄り添い、姉・沙絵の面影を思い出させる料理『沙絵スペシャル』を食べさせてくれるのだが……。
今シリーズでも、京太郎にとって大切な人がまた一人、永遠の別れを告げて逝ってしまう。
京太郎は、しっかり前を見て生きていくことができるのか……。