あらすじ
定年退職した誠は、一人京都を訪れていた。
清水寺は、ある思い出の地。参拝を終えた誠は、帰りに突然の夕立に見舞われる。途中、やむなく喫茶店の軒下で雨をしのぐことにする。
そこに、若い女性が現れる。その女性は、誠にとっての……
二人で話をしているうち、近くに雷が落ちる。激しい衝撃の後、顔を上げてみると、彼女の姿は消えていた。
喫茶店に入ったのかと考えた誠は、扉を開けて中に入るが、そこに彼女はいなかった。
代わって、マスターとの会話がポツリポツリと始まる。その中で、現在と二十年前の思い出がつながっていく。