あらすじ
魔法学校をの卒業を控えたシャルロッテは、この先の進路が決まらずに悩んでいた。魔法は使えるが、それだけで生きていけるだけの力はない。彼女は、特に目立った能力を持ち合わせてはいない魔法使いだったのだ。
そんなシャルロッテだが、他の人にはない特技が一つだけあった。それは妖精と話ができること。妖精の姿は見えないが、その声を聞き取ることができる力をシャルロッテは持っていた。
ある日、妖精の声に導かれ、シャルロッテは一人の男性を魔の森から助けることになる。その男性はウィンリー公爵家の嫡男のオリバーで、彼は妹の病気を治すため、危険を承知で魔の森に足を踏み入れ「治癒の実」を手に入れようとしていたのだ。
魔の森で倒れているオリバーを救い、手に入れた治癒の実を手渡したシャルロッテは、その場から立ち去ろうとする。けれど、オリバーはそんなシャルロッテを呼び止め、「君のことが頭から離れなくなった」と言い出し、こともあろうか結婚を申し込んできた。そんな申し出を、身分が違いすぎると断るシャルロッテだが……。