あらすじ
京都の寺に生まれ育った大学生川之内祈は、大学の友達に月食を見に行こうと、夜の山に誘われる。たまたまその場にいた高校からの同級生蔵橋晴華と二人で夕方から山へ向かうこととなり、夕方にまた校門前に集合することとなった。
空き時間に図書館に立ち寄った祈はそこで同じ学部の沓木緑と出会い、沓木も同じく月食を見に行くメンバーの一人だった。沓木と別れたあと、図書館に残った祈は急激な眠気に襲われ、鬼に襲われる夢を見る。その後最後の授業を受けて祈は、校門にて晴華を待った。無事に合流できた二人は高校時代の話や友達の話で花を咲かせ、ほかの友達が待つ山へと向かう。
その途中で月食はすでに始まっており、業を煮やした友達らが先に山を登ると言い出したことを聞いた晴華は、祈を置いて先に山へ向かってしまう。取り残された山はなにか嫌な予感がして、晴華の後を追いかける。