あらすじ
1916年10月、第一次世界大戦のさなか、青年考古学者だったロレンスはイギリス軍所属の臨時将校として、対トルコ戦線の一翼を担うべく、不毛の荒地が広がるアラビアへと向かう。
連戦連敗で追い詰められたアラブ軍の前線で出会ったのが、太守の第三王子であるファイサルだった。
一枚岩とはなりえない個性的な族長達、歩調を合わせられない荒くれ者達を率いて、死の砂漠を駆け抜け、トルコ軍への反撃を開始する。英仏をはじめとする連合国側もまた、自国の利益を優先するあまり、現地の意向に沿わない無理難題をふっかける。
きわめて困難な状況の中、ロレンスとファイサルはいかにして立ち向かい、新たな国を作るべく戦いを挑んでいったか。二人が育んでいった個人的な感情と、それぞれの肩に重くのしかかる責務が複雑に絡み合い、求めていた理想とかけ離れていく……。
史実を踏まえていますが、あくまで創作です。ご理解ください。
BLです。一部に成人向け表現、および流血沙汰も入ります。