あらすじ
たった一人の家族である姉、華奈の恋人である拓実との関係をやめられない玲人(れいと)。
誰よりも大好きな華奈を騙していることが心苦しく、申し訳ない気持ちでいつも罪悪感に囚われていた。
ある日、ルームメイトである柊羽(しゅう)に拓実との関係を気取られてしまう。
非難されると思っていたものの、柊羽はそんな自分を咎めることもなかった。
ただ、惑わないまっすぐな視線で玲人を見つめる。
自分に自信があり、間違ったことは言わない。だけど、気を塞いだ時、苦しい時、いつだって優しい。自分を否定しない男の強い視線はひどく居心地が悪く、つい反らしてしまうが、玲人はその強さに徐々に憧れていく。