あらすじ
宮田陽翔は中学一年生。真面目で優しい母が話す父の失敗談が結構好きだ。父親は、能天気で失敗だらけのダメ男だけれど、寂しがり屋なところが放っておけなくさせる人たらしでもある。
その父親が、東京へ単身赴任することになった。
寂しがり屋のはずの父は、仕事が忙しいらしく、だんだん帰ってこなくなる。中二になる直前の春休みに、陽翔は友人と一緒に東京にライブにいくことになり、そのついでに内緒で父親に会って、驚かせようと企むがとんだ結果に……
親父なんてくそくらえ! 怒りと憎しみを抱え、苦しむ陽翔だが、義理の父を持つ幼馴染の結衣や、近所の大人とのやりとりで、見えていなかった大切なことを知る。
果たして、陽翔は父親を再び受け入れることができるのか。
ぴりぴりした青春時代の気迫を、感じて頂ければ幸いです。