あらすじ
父親からの暴力、同級生からのイジメで実家にも地元にもいられなくなった、16歳の少女永瀬美月は「身体を売って生きる」道を選び、松川という街にたどり着く。
夜空を彩る花火の下、美月が出会った男は総勢500人以上と噂される半グレ「アーサーグループ」のリーダー、ゼッツであった。
ホスト、キャッチ、ガールズバーなど、夜に関わるその概ねが「アーサーグループ」と関連しており、ヤクザですらトップであるゼッツに一目置いている。
「俺にとってこのグループはさ、家族みたいなモノだよ。
皆、色んな事情で家族に飢えてるし、年上、年下関係無しで皆、ワイワイと楽しんでくれて、その結果幸せになってくれたらそれでいいと俺は思っている」
笑うゼッツに、美月は切り出す。
「アタシも、その家族に入っていいですか……?」
欲望が渦巻く、夜の街。
「持たざる者」美月は、様々な暴力で「持てる者」にまでのし上がったゼッツに徐々に心を惹かれていき、その結果彼女はある出来事に巻き込まれる事に……。
ヤクザとは違い、Web小説において取り上げられる事の少なかった半グレ。
一味違った「裏社会恋愛モノ」を読みたい方は、一読願えたら幸い!