あらすじ
この作品は、「骨董屋弥吉」の4作目になります。
1.おじゃんになる
2.ありゃりゃのお椀
3.遊行僧の錫杖が響いて
そして、この4作目が「大山詣りのご利益は」です。
部分的につながりのある出来事がでてくることもありますが、特に1作目から通して読まなくても、話としては独立していますので、おそらく戸惑うことはないと思います。
骨董商を営む弥吉は、あちこちをめぐっては珍しい品を仕入れ、その道の酔狂な道楽に売りさばいている。
今日も弥吉の大の得意先、ある藩の家老の屋敷で骨董品を広げては、家老の気を引こうと熱弁をふるっていた。
この家老は、若い時は切れ者で通っていたようだが、最近は年のせいかいくらか判断力が鈍ってきたのかもしれない。弥吉が持ち込んだ『珍品』をいい値で買い込むこともしばしば。
さて、今日は弥吉からどんな品を買わされるのか。