あらすじ
――男もすなる日記といふものを、女もしてみむとて、するなり。
――最近、男の人達の間で流行っている「日記」というモノを、女の私も書いてみようかと思います!
平安時代の歌人・紀貫之が可愛い女官(…メイドさん?)に扮して書いた、日記文学『土佐日記』。
土佐から京都に帰る三ヶ月間の旅路を、自分に付き従う女官の視点に託して描いた作品です。
旅の間に起きた楽しい事や悲しい事、腹の立つ事や嬉しい事、全てを女の子になりきって表現した文章は、後の女流文学のさきがけとして高く評価されています。
様々な風景や出来事が描写されているので、単純に日記や旅行記としてもなかなかに楽しい作品です。
そこで『土佐日記』を原文と、参考書を見ながら私が書いたユルい現代語訳で紹介してみようかと思います。
時おり妙な訳も入れていますし、分かりやすくなるように意訳も含めるので、文章そのままとは言えない時もあります。
また素人の翻訳なので誤りもあるかも知れません。もしも妙な点に気がついたらご指摘いただければ幸いです。
さてそれでは、日本初のネカマ(?!)・紀貫之が書いた『土佐日記』、ごらん下さい