あらすじ
高原の王国・テアリスの王族の涙には、雨を呼ぶ力がある。
しかし、その力を持つ姫・アマラは、幼い頃に流した涙で王国に未曾有の洪水をもたらし、それ以来、一滴の涙すら流すことを恐れていた。
雨を降らせる役目が彼女一人に託されたとき、もし再び洪水を起こしてしまったら?干ばつで苦しむ人々を助けたいのに、助けられない。その恐怖と無力感に押しつぶされそうになっていた。
絶望の中、彼女のもとに現れたのは、アマラの秘密を知る友・エスタと、一羽の不思議な鳥だった。
その出会いが、アマラの運命を大きく変えていく。
(表紙画像はイラストACより)