あらすじ
深夜のコインランドリー。
蛍光灯の白い光の下、あなたは、一台だけ動き続ける乾燥機に目を奪われる。
ガラスの向こうで、ひらひらと舞う、見知らぬ誰かの白いワンピース。
それはまるで、囚われた蝶のようだった――。
忘れられた衣服に残る、見知らぬ誰かの「気配」
それに魅入られてしまった男の、倒錯した所有欲と、じわじわと精神を蝕む幻影。
読み終えた後、あなたはもう、深夜のコインランドリーの回転を、平常心で眺めることはできなくなるかもしれません。
潔癖と倒錯の狭間で揺れる、美しい悪夢をご堪能ください。