あらすじ

季節は夏。 このわたくし、アンちゃま(柴犬)にとって、夏とは試練の舞台であり、社交界にも勝る過酷なデビューシーズン。 クールマット?乗りませんわ。 保冷バンダナ?秒でお断りいたしますの。 散歩拒否?ええ、もちろんわたくしの“意志表示”ですわ。 そんな“労働階級”の常識、わたくしには無用でしてよ? けれど……この夏。 蝉の声に誘われて、草の陰謀に巻き込まれ、雷鳴に震え、エアコンと扇風機の“風の間”で揺れながら わたくし、アンちゃまはひとつの真理に気づいてしまったのです。 それは、「暑さには勝てない。だが、気品は保てる」ということ。 気まぐれで、気高くて、気圧されがちな柴犬レディが、かおり婆やとの掛け合いの中で綴る、全18の夏の記憶。 涙、汗、毛が舞う。 でも、決して可愛いだけじゃ終わらない。 それが、柴犬界の悪役令嬢、アンちゃまの“夏季録”ですのよ。

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エブリスタ
エブリスタ2025/07/02
  • 現在の作品サマー・シバイヌは貴族の嗜み 〜悪役令嬢アンちゃまの優雅なる夏季録〜