あらすじ
「未来、佐川急便で来る。あと勝手にオレの脳みそも持っていく」
未来はポストじゃなく、過去に釣り針を刺してくるクソ配達員だ。
段ボールに詰められたのは、好きだった子の髪ゴム、食べ損ねた焼きそばパン、そして――母ちゃんのエプロン。
焼きそばパンは神聖だ。
未来は過去を盗む。
人間は、他人の涙でしか自分の輪郭を確かめられない。
…でも、未来より母ちゃんが強いし、怖いし、好きだ。
未来も哲学も全部まとめて、母ちゃんがぶっ飛ばす物語。
笑って泣いて、最後は「未来なんか知らん!」って玄米食うしかない、狂気と哲学と母ちゃん愛の配達文学。