あらすじ
弥生時代の終わり、大和国に二十人の百済人がやってきた。
彼らは故地で馬丁として働いていた馬飼集団だったが、南の高句麗に脅かされる形で渡来した。
大和の姫・百襲(ももそ)は彼らが連れてきた馬に恋をし、彼らに安寧の地を与えるべく稲が豊かな出雲に攻め入ることを約束させる。
【大和国】
現在の畿内全土を支配する大国。国許(くにもと)は奈良県桜井市の纒向遺跡。
大和政権の前身。百襲姫の政策によって急速に勢力を拡大。沖縄・東北以北を除く日本全土を支配したが、姫の死後に分裂。後に彼女の息子に再統一され大和政権となる。
百襲
大和国の姫。父は浪速津彦。
生来より強欲な暴姫。加虐嗜好を持ち強者を挫くこと、奪うことを好む。動物も好き。
身長は155cm前後。黒髪を左肩で縛っている。
浪速津彦
百襲の父であり大和の国長。
わがままな娘を窘めるが大抵反撃される。
布津
百襲の養父であり熊野の国長。
身長2mを超える巨漢だが百襲に振り回され、稲生に力で負ける。
稲生
百襲の側女であり布津の異母妹であり妾腹。百襲の幼馴染にして最強の怪力乱神。
はじめは妾腹としてぞんざいに扱われていたが、姫に側近として見いだされ慕うようになる。
無口だが忠実。虫が苦手。
140cmと小柄で貧乳。筋肉質。髪は短く刈り上げ、男装している。
阿宜・阿巳
馬飼の父子。百済(現・朝鮮半島西部)からの渡来人。
騎兵を養成し西日本征服の一助となった。故郷では名のある一族で、魏より神獣鏡を賜っていた。