あらすじ
財政難の大奥で『御年寄(おとしより)』として働く、高遠あかねの趣味は男色本小説の執筆。
手違いで原稿が流出してしまい作者捜しの取り調べが行われることになるが、
ここで同士である女性と運命の出会いを果たす。
一方で、大奥の財政難を救うために自分の男色小説を売り、儲けることはできないか? と考え、本屋へ売り込みに出かけ、出版のはこびとなったが大きな問題があった。
出版条件は、『絵師も大奥で用意すること』
高遠は文章を書くことはできるが、絵は描けない。
『男色本への理解があって、絵が上手くて、絡みが描けて、摩羅の形を知っていて、かつ、描くことに抵抗のない女性』
この難易度の高い絵師捜しは難航するが、作者捜しの取り調べの際に同士だと気付いた女性を思い出し、一縷の望みをかけて会いに出かけたことで、ふたりの極秘男色本出版が幕を開ける。
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