あらすじ

超・妄想コンテスト「あなたを消した理由」の応募作品です。  一千年ぶりに冥界から現世へ立ち返えるタカムラ(小野篁)は、江戸末期に千本閻魔堂の井戸から揺らぎとなって現れた。ここは、かつてタカムラが閻魔像を刻んで祀った所で、その像は焼失したが新たに造られた閻魔像に乗り移った閻魔大王と相対していた。この世での処し方や処すための心配りを閻魔大王より示され、その日の早朝に参拝に来た娘の呟きを聞いた。  それは新選組隊士の不逞浪士の取締において亡き者にされた父親の経緯であり、それからけりが付けられずに暮らしに困る話であった。新選組屯所に向かったタカムラに、後悔の言葉を述べる隊士の寺田に会った。その父親の弔いのために、新選組を脱退し出家すると言う寺田を連れ、局長の近藤に対峙した。タカムラは、罪業を正す閻王の剣を一閃し脱退を認めさせた。母親と娘が僧衣の姿で会いに来た寺田の悔過の弁に絆されていた。

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エブリスタ2024/02/15
  • 現在の作品タカムラ見聞記 新選組異聞