あらすじ
時は、明治時代後期。
流矢男爵家の次男・勝春と金沢藩藩士東雲家の長女・知紗の間に生まれたひとり息子、流矢太輔(ナガレヤタイスケ)。太輔が四歳の時知紗は少女を殺害し、太輔は父と使用人の長沖と三人で暮らしていた。
ある日太輔は仕事の帰り、街中で小学校時代の苛めの首謀者である男爵家分家の宮本誠治(ミヤモトセイジ)に絡まれ、動けなくなっているところを安条伶美(アンジョウレイミ)と名乗る侯爵令嬢に助けられる。
伶美は太輔を見るやいなや『貴方、流矢家の方では?』と問い───。
※明治時代に倣った表現などがあります。また当時実在した建物や事件などはそのまま使用し、難しいものに関しては注釈をつけます。
登場人物は一部モデルです。この物語に出てくる人物、そしてメインとなる事件はフィクションです。