あらすじ

1579年(天正7年)、明智光秀の若き側室「藍屋(あいや)」は、丹波・亀山城で後の春日局となる「幸 (さち」」を産む。「藍屋」は、明智家、進士家とともに美濃守護の土岐一族の支流に当たる原家の原仙仁(のりひと)の娘である。 本能寺の変後の山崎の合戦で敗れた光秀は割腹して死亡。その報を知った明智秀満は、坂本城炎上の前に、明智家と斎藤利三らの家臣の一族郎党を全国に逃避・散在させた。藍屋と幸の母子は、斎藤利三の妻「安(あん)」とその子の利宗と二人の娘(「福」と「神戸」)とともに、「安」の実家である美濃の豪族・稲葉一鉄に保護される。曽根の華渓寺で養育される中、利三の娘の「福」が痘瘡で病死すると、その祖父の一鉄の機転で、光秀の娘である「幸」の身の安全のため、幸はその後、福と名乗ることになった。 秀吉の天下の中、幸は、7歳の時、正式に一鉄の長男(庶兄長子)の稲葉重通の養女となる。そして17歳で、稲葉正成の後添え(継室)となる。一男(正勝)を産んだ幸は20歳の時に離縁し、稲葉家の跡取りの稲葉貞通(嫡男)を頼るが、貞通が死去すると大阪城や伏見城で奥女中を務める。 関ケ原の戦いで勝利した徳川家康が伏見城で政務をとる中、幸は1603年(慶長8年)に征夷大将軍となった家康のお手がつき(家康62歳、幸24歳)、後の三代将軍となる家光を静岡の焼津で出産する(鷹匠・良知家で匿われ養生)。その後、江戸城二の丸に入り幸は乳母として家光を養育する。

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エブリスタ
エブリスタ2022/06/29
  • 現在の作品光秀の娘春日局~徳川と明智の奇跡~