あらすじ
時代は、オスマン・トルコ帝国に壮麗帝と後世名付けられたスレイマン大帝が即位したころである。オスマン・トルコ帝国の首都イスタンブールで戦争孤児として貧困の中で育ったアイユーブ・サイイドは1522年4月17日に19歳の誕生日を迎えた。アイユーブの父親はオスマン・トルコ帝国のイェニチェリ「皇帝親衛隊」の一員で、アイユーブ一家はニケーア「イズニク」に住んでいた。両親は1511年のシャー・クルの反乱鎮圧の戦いのさなかに敵軍に捕らえられ、アイユーブ及び妹のサーラ2人はイスタンブールへ逃げようとしていた。混乱のさなか、妹のサーラとは生き別れになってしまった。アイユーブだけが生き延びてイスタンブールにたどり着いた。アイユーブ8歳、サーラ5歳のときである。アイユーブは交易商人として各地を行き来しながら、行方不明の両親と妹のサーラを探す。その過程でスレイマン大帝に高く評価され、新大陸へも征服戦争を仕掛けることになる。