あらすじ
江戸時代、屑拾いをして生計を立てていた又吉(またきち)。父を早くに亡くし、母は頬に刀傷、自身も丈夫な体に恵まれず、貧乏生活を送っていた。
母を病で亡くした後、又吉はひょんなことから父の死の真相を知る。相手は呉服屋の主、一之丞という男。
満月の夜、満開の桜の下、仇を討とうと又吉は走り出す。
だが、包丁で刺そうとしたところで、一之丞の着物の袂(たもと)から転がり落ちたものに、又吉の目は釘付けになる──。
※初めて江戸時代を舞台にしたものを書きました。資料も参考にしましたが、至らぬ部分があるかと思います。ご容赦ください。
※表紙はサイト「Unsplash」の写真を加工したものです。