あらすじ
「国王(あたま)をすげ替えろ」
父王の命を受けたイリニ王国アクレシア王女は、隣国クラヴィス王国エドミール国王に嫁いだ。この結婚はあくまでもそのためのものである。
エドミール国王は、ブルハン宰相の傀儡である。エドミール国王には溺愛する妾が二人いた。二人の妾を王妃と側室にするためには、現王妃であるアクレシア王女と側室カメリアが邪魔である。
エドミール国王は、冷遇しているカメリアを毒殺し、その罪をアクレシア王女に着せ、離婚しようと策を実行した。
ブルハン宰相は、グチュル帝国と軍事同盟を結び、後にはクラヴィス王国をグチュル帝国の一地方にして、自らが太守となって治めようとしていた。
そのような状況の中で、アクレシア王女はクラヴィス王国の国王(あたま)をすげ替えることができるのか。
小説の時代背景は、十五世紀頃の南欧と西アジアの境目あたりをモデルにしています。
Rising Star 2025年7月10日号へ掲載くださいまして、ありがとうございます。