あらすじ

雪深い新年の朝、港屋の前に捨てられた美しい陰間、春菊。 女将さんによれば、その美しさだけが理由で引き取られ、普通なら凍死していたところだった。 花よ蝶よと育てられた彼は、一際美しい特別な存在で、兄貴分の陰間から技を仕込まれ、どんな相手でも心を奪う腕前を持つ。しかし、彼の日々は単調で、客が来れば接客し、後片付けをして眠るだけの繰り返し。 ある日、女将さんが連れてきたのは、黄金色の髪と空のような色の瞳を持つ美しい男、千歳だった。千歳は大店の次期亭主でありながら寂しさを抱えており、春菊は彼に興味を抱く――……。 『幾年も溺れる現に醒めない季節』 https://estar.jp/novels/26019386 を先に読んだほうが物語をもっと楽しめますが、こちらだけでもお楽しみいただけます。 ※この作品には、同性での性描写が含まれています。

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エブリスタ
エブリスタ2024/01/05
  • 現在の作品春咲き散る花渡る瀬