あらすじ
西暦645年 世は飛鳥時代ーー
父親が政変を起こしたその年、乱世に一人の皇女が誕生した。
諱は讃良(さらら)と名付けられた彼女は生まれた直後にある不吉な予言を受けた…
“才にて男子滅する”
意味・自分の才能で皇室の男性がいなくなる。
それから月日が流れ、成長した讃良皇女は予言を恐れた父であり皇太子の中大兄皇子から学問を禁じられ抑圧された日々を送っていた。
そしてそんなある日、讃良は導かれるように一人の青年と出会う。その名は橘 緑清ーー。
彼は政治的影響力の高い名門・橘家の庶子だった。
互いの身分を知らないまま自然に惹かれ合う二人だったが、讃良は姉が交際していた叔父の大海人皇子に嫁ぐことが決まってしまい二人は引き離されてしまう。
数年後、武官の道に進んだ緑清は新米の兵士として皇弟の妻となった讃良皇女と再会するーーー。
蘇るかつての初恋の記憶とともに再び惹かれ合う二人だが、夫で皇弟の大海人皇子もまた賢く聡明な讃良皇女に徐々に想いを寄せ始め…
後に日本の礎を築き歴代最高と謳われた女帝となった皇女の波乱の人生を壮大な宿命と切ない愛とロマンスで描くドロドロ愛憎歴史エンターテインメント時代劇!