あらすじ

小学生の明子は、母・景子が父兄参観に来るのを嫌がっていた。景子は顔の半分に大きな火傷の痕があり、頭髪も片側が失われていたため、同級生に見られるのが恥ずかしかったのだ。参観日、明子は母の存在を隠そうと必死だったが、帰宅後、景子に「なぜ来たの」と詰め寄る。景子は静かに語り始める。明子がまだ赤ん坊だった頃、火事に遭った家に命懸けで飛び込み、明子を救い出した過去を。 その話に、明子の胸には言葉にできない想いがこみ上げ、母にすがって泣く。そして月日は流れ、成長した明子は看護師となり、火傷を負った母と再び向き合う。自らの命を賭して娘を守った景子の愛が、やがて明子の人生を支える光となり、ふたりはようやく心から手を取り合う。母の火傷は「命の形」として、娘の心に深く刻まれていた。

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エブリスタ
エブリスタ2025/05/18
  • 現在の作品母の火傷 景子と明子の記憶