あらすじ
キラキラ笑顔の可愛い推しの彼が、もはや性別を超えようとしている枯れた私が教えたニッチな映画館に現れた。
30代、独身、彼氏無し。
生活の8割は仕事に捧げ、残り2割は、一人で飲んだくれて寝るだけ。
そんな枯れた私にも、唯一癒しの存在がいる。
居酒屋の店員、理久君。
お肌ツヤツヤでお目目キラキラで、すっごく可愛い男の子。
理久君を見るだけで、乾いた心に水が湧き出るように潤っていく。
そんな、「密かな推し」が、おじさん率8割の映画に現れて、私を見付けて微笑んだ。
どうする?どうする?
イヤイヤ。どうかしたらダメでしょ。
ここはとりあえず、いつものようにビールでも飲んで、落ち着こうじゃないかっ。