あらすじ
鳴海譲治(藤原誠也)は子供のころ絵を描くのが好きだった。ただそれは、テレビ画面の中の戦隊もののヒーローが好きなのと同じ程度の意味しか持っていなかった。
ところが、親の勧めで応募した街のコンクールで賞を受賞したことが譲治の運命に誤った道筋を与えてしまった。譲治に絵の才能があると信じ込んでしまった両親の思いに沿うように譲治は美大に進学し、想定もしていなかった画家デビューを果たすことになる。画家鳴海譲治はバックについた有名画廊経営者のおかげで、内心は常に不安を抱えながらも、表向きは順調にその地位を確立していった。
だが、そんな譲治の心の隙をつくような出来事に出会い、譲治はすべてを失ってどん底に落ちてしまう。
誰の前にも道はある。誰の後ろにも道はある。道に迷い、道に翻弄された鳴海譲治(藤原誠也)という男の人生の先にあったものは…。