あらすじ

人間と妖の特性をあわせ持つ『あやし者』という種族が生きる世界。極東の島国である日ノ元においては、絵戸幕府の方針により「あやし者とはことごとく悪である」と法で定められていた。  あやし者の駆逐を生業とする『狩人』の家に生まれた少女・理桜(りお)は、異国より日ノ元へと訪れた妖に襲われたところを、とある一人のあやし者に救われる。  理桜を助けたことで幕臣に見つかり処刑されたそのあやし者の名は、吉田松印(よしだ しょういん)。幕府の方針に異を唱えるあやし者たちの組織『松華(しょうか)』を創設した人物だった。  自分たちが悪と定義してきたあやし者は、本当に問答無用で処刑されるべき悪しき存在なのか。疑問を抱いた理桜は、あやし者のことを自分の目で知りたいと、松華に属するあやし者たちと行動を共にし始める。  国の在り方を変えんとする松華のあやし者たちとの交流が、やがて理桜の中にひとつの理想を育んでいき――。  これは後の世の人々が幕末と呼んだ激動の時代。あやし者たちと共に生きることを選んだ、一人の狩人の少女の決意と成長の物語。 ※現実とは異なる幕末を舞台に、史実とよく似た名前の全く別の人物たちが織りなす、あやかしものの物語です。 ※歴史上の人物とよく似た名前のキャラクターが多数登場いたします(主に松下村塾関係者。一部幕府側もおります。メインは久坂、高杉、伊藤あたり。二章から登場し始めます) ※史実をモチーフにさせていただいた部分はありますが、実際の史実とは一切関係ございません ※本作品を読み、史実の方への悪印象などを抱くことは絶対におやめください ※物語の都合上、史実とは大きく時系列や事件が乖離する部分が含まれます ※元ネタなしの女性主人公による物語ではありますが、特定の誰かと結ばれる予定はありません ※登場人物の半数は死ぬ覚悟でお読みください

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カクヨム
カクヨム2024/07/19
  • 現在の作品暁天に鳴く 幕末あやし異聞