あらすじ
何かを失ってからでは、遅いと思っていた。
でも、失ったことにも気づいていなかった。
宇賀神賢良(うがじん・けんりょう)。
平凡な日々の背後で、彼の名前はとうに切り捨てられていた。
祖父の死をきっかけに訪れた廃屋で、世界の"矛盾"に火が点く。
父は何者だったのか。
自分はなぜ、こんなにも戦えるのか。
それでも賢良は問う。拳で、痛みで、記憶の断片で。
名を持たない者たちの中で、
彼は、まだ形を持たない"何か"を手にしようとしている。
――運命を切り裂く刃(シュナイド)となれ。
『SCHNEID』
それは、拒絶された少年が、「選ぶ」ために戦う物語。