あらすじ
超・妄想コンテスト「うしろ姿」の参加作品です。
女優である水瀬柚月は娘の宙が同じ道に進み、同じ舞台に立った時、言い表せない感情を抱いた。
それは、自分にとっても、母親としても最低な感情で。でも言語化できないものだった。
「……笑わなくても。」
「悪い悪い。」
「…ちなみに見たの?宙の演技。」
「もちろん。俺の娘はすごいんだぞーって全世界に見せびらかしてやりたくなった。」
演技に厳しい彼のことだ。宙の演技はとてもよかったのだろう。それは私が見てなくても知っている。周りの評価、話題性からも察することが出来た。
それでも、私は…。