あらすじ

四国に暮らす青年景司は、何気なく見ていたサッカー中継の一言「膝に爆弾を抱えている」に心を揺さぶられる。その言葉が、かつて戦地で爆弾を抱えて戦死した祖父の記憶を呼び起こしたからだった。祖母の語る断片的な話、納屋に眠る手紙、新聞の切り抜き、景司は祖父の死を辿る。 戦地で爆弾を運び、守るため命を捧げた義一。その記憶はやがて景司の言葉となり、町の人々へ伝えられてゆく。祖母の手紙を受け継ぎ、子どもたちへの講話や朗読会、ついには一冊の本を著すまでに至る。 時を経て、景司の姪あかりが成長し、その想いを未来へと継ぐ。言葉は命の舟となり、世代を超えて静かに渡されてゆく。

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エブリスタ
エブリスタ2025/07/27
  • 現在の作品「爆弾」景司のことば狩り