あらすじ
生まれつき難病の娘を抱える沼澤小百合は、ずっと自分を責め続け、娘の瀬奈の将来も悲観していた。
定期通院で訪れた病院で、小百合は認可されていない新薬の存在を知る。
しかし、飛躍的な効果が見込まれる一方で、強い副作用があるという。
小百合は藁にもすがる思いで、その新薬を希望した。
一週間後。
学校に復帰した瀬奈は、今まで必ずしていたマスクや手袋、帽子もかぶっていなかった。
クラスでは初めて見た瀬奈の素顔に、誰もが目を奪われていた。
そんなある日、水泳の授業で一人の女子生徒が溺れるという事故が起きる。
健康な身体を手に入れた反面、ある生物の遺伝子を使った新薬の代償はあまりにも大きかった。
新薬の副作用が招く、禁断のアペタイトホラー。