あらすじ
緊急、緊急
警視庁本部より各局。22時0分通報。
沼影町墓地公園にて殺人未遂事件発生。マル害は本部捜査一課所属、日比谷京平巡査部長28歳。マル目の女性を庇い、刃物で腹部と背中を複数回刺され、意識不明。現在、救急を要請中。
なお、マル被は逃走。マル被は身長170cm前後の黒髪の男、黒パーカー、黒ズボン、年齢20歳前後。左頬にマル害が抵抗時に付けた引っ掻き傷あり。
本部はただちにマル被捜索班、および現急班に分かれよ。また、付近パトロール中の車両は現急せよとの通達。
繰り返す、沼影町墓地公園にて――――
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20✕✕年 12月25日月曜日 22時0分通報
都内にある某墓地公園にて、本部捜査一課所属・日比谷京平巡査部長(28)が、何者かによって刃物で刺されたと、目撃者の女性(氏名年齢共に不明)により110番通報。本部人員の現着と合わせ、22時9分頃、都内病院へ搬送される。
同日22時30分、被害者・日比谷京平の死亡を確認。死因は腹部5箇所、背部5箇所、計10箇所の刺傷による出血性ショックと見られる。司法解剖に向け遺体の移送許可を申請中、心拍が戻り、覚醒。その後異常なまでの回復力を見せ、僅か一ヶ月で退院。復職し、現在に至る。
同時刻、待合室に控えていたマル目の行方が分からなくなる。照会の結果、目撃者は一年前から悪質なストーカー被害を受けており、本部に被害届けの提出及び相談を行っていた。現在まで目撃者の所在は不明。被疑者の男の捜索と共に継続中。
なお、当時の目撃者のストーカー被害相談担当者は、日比谷京平巡査部長。
報告書作成者
日比谷京平代理・佐々木健