あらすじ
両親が他界し、叔父叔母夫婦に引き取られた少女、高嶺時雨(タカミネ シグレ)。
口調や言動が定まらず、人目も気にせず幽霊に話し掛ける彼女は傍から見れば電波どころか、頭がおかしいだけの少女。
しかし、元は普通の女子高生だったはずの時雨。
彼女はある日を境に昼夜を問わず街中や廃墟を放浪するようになる。
なぜ一人称や二人称、言動さえもおかしくなったのか。
なぜ彼女は彷徨い続けているのか。
彼女は何を探して放浪しているのか。
果たして、彼女の中にその目的はまだ残っているのか。
今日も彼女はトレードマークの懐中電灯を持って、彷徨し、未だ見付からない何かを探し続けている。