あらすじ
メンフィスの州知事のもとに、王からの急使が訪れた。西のバハリヤ・オアシスからメンフィスの工房へ貴重品を運んでいた王の遠征隊が、州境界と西の沙漠との境目で忽然と姿を消したのだという。
州役人として調査に加わることを命じられたチェティの前に、次々と明らかになる不可解な事実。そして、彼の足元でも別の事件が発生して――。
かつてない危機に見舞われる中、チェティは、使命を果たすことが出来るのか。
歴史小説としても楽しめる、古代エジプト・ミステリー第六章。
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古代エジプトミステリー① ウェプ・レンペト祭の殺人
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古代エジプト・ミステリー⑦ 偽りの河畔
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★レギュラー登場人物
チェティ ◇メンフィス州の州役場につとめる役人。本来の担当は農地の税収だが、色々な事件に首を突っ込むことになる。
ネフェルカプタハ(カプタハ) ◇メンフィスの主神プタハの神官。チェティの相棒で幼馴染。
ジェフティ ◇チェティの七つ年上の兄。大神殿の筆頭書記をしている。
ペンタウェレ ◇チェティの六つ年上の兄。州境を警備する治安維持部隊の隊長。
パイベス ◇メンフィス州の執政官。政治全般を担当するえらい人。
セジェム ◇チェティの父。州議会の議会書記。
イウネト ◇チェティの許嫁。同居の経緯は「オシリスの屍」参照。
★今回の登場人物
イウヘティブ ◇チェティたちのご近所の青年。石碑の彫師。
ケミィ ◇イウヘティブの姪。まだ幼い少女。
パジェドゥ ◇下流の州から来た貴族で、異国出身。
ケンメス ◇パジェドゥとともにやって来た書記。
★過去の事件に登場した人たち
ホリ ◇「不機嫌な遺産相続人」に登場。村の少年。
ウセルハト ◇「消えた神像」に登場。元神殿の衛兵。
レフェルジェフレン ◇「砂塵の中の証言者」に登場。故人。