あらすじ
洋食屋「ハピネス」で俺、鶴川天がパソコンに向かっていると、この店の常連で刑事の海老沢さんがやって来る。って、こら、こら、表の臨時休業の札、見てないだろ。まあ、いいけどさ。その時、ちょうど俺は4年前の事件を残しておこうとまとめているところだった。
4年前、この店は俺の友人の亀山 雪哉の祖父母が経営していた。作家の寿 玄一郎先生、その担当編集者の白井 菊乃さん、その妹の百合奈、玄一郎先生の奥さんで雪哉の幼馴染の紅子さん、そして、海老沢さんに俺と雪哉。皆、この店の常連だった。
ある日、百合奈が襲われる。一緒にいた俺と雪哉で協力して犯人を取り押さえるが、逃げられてしまう。その後、犯人は百合奈のストーカーだったことが判明。
同じ頃、玄一郎先生は、菊乃さんの対応に悩んでいた。先生のことが好きな彼女は、先生が結婚しても諦められず、結婚前と同じように先生の世話を焼いていた。
一方、百合奈は百合奈で、ストーカーに襲われた一件以来初めての恋に落ちていた。相手はなんと雪哉…ではなく、二重人格者である雪哉の別人格の黒羽。実は、百合奈を助けたのは雪哉ではなく、黒羽だったのだ。いつ現れるか分からない黒羽に会う為に雪哉にまとわりつく百合奈。
おい、おい、皆!そんなことでいいの?また、百合奈が襲われたらどうすんの!?
そんな中、今度は「雪哉」が狙われた。え?どうして雪哉?
これは、百合奈を襲った犯人からの警告か?
それとも逆恨みか?
いったい、どういうこと?