あらすじ
王子様になりたかった女の子、藤原純麗(ふじわらすみれ)14歳。
ある日、『ネオドリーム』というヴァーチャル空間で活躍する『あんず』というアイドルのライブを見たことがきっかけで、自身もネオドリームに足を踏み入れることになる。
ネオドリームは一般登録をする分には普通のオンラインゲームと同じようなシステムで、自分でアバターを選び、空間内で活躍するアイドルやモデルたちのステージを見たり、ショッピングをしたり、食事をしたりすることができる。
ただしネオドリームで表現者としてステージに立つ者は、一般登録者とは違う「オリジナルアバター」を提供されることになる。心をスキャンされ、心に応じたアバターに変身するのだ。
歌や衣装、歌唱力やダンスの技術も心のきらめきによって与えられるため、現実世界での見た目や技術を問わず活躍するチャンスがある一方、偽りの笑顔や情熱は通用しない、全く新しいステージとして各国から注目されていた。
そんなネオドリームで心のしがらみを解放し、ありのままの自分を表現する楽しさを知った純麗。
純麗とあんずの姿に、周囲の人物たちも影響されていく。
夢なんてないと思っているけれど、本当はキラキラしたスターになりたい舞果(まいか)。
男の子だけど、可愛いお洋服やお人形が大好きな勉(つとむ)。
スポーツ万能で男の子とばかり遊んでいるけど、本当はお姫様みたいな世界に憧れる結(むすぶ)。
それぞれの葛藤を乗り越え、やがて5人はネオドリームの看板アイドルとして活躍するように。
全てが順調に思えた時、現実世界での国民的アイドルグループ『ペチュニア』が、彼女たちの前に立ちはだかる……。