あらすじ
平凡なヘタレサラリーマン・阿久津理櫂(27)が、好きな女子に振られた夜、ふらりと立ち寄った「居酒屋・あさがや」。そこには酒に強く美人でツンデレの幽霊・鞍馬黎子が棲みついていた。探偵だという黎子は、次々に推理で事件を解決していくが……?
年下ヘタレサラリーマンと年上ツンデレ幽霊女が呑みながら推理する!
今宵も男女のあれこれが事件を起こす。
※6/7 「6杯目 赤ワインと殺意」について一部加筆修正しました。
【主な登場人物】
・鞍馬黎子(享年33)
「居酒屋あさがや」に棲みついた幽霊。三か月前に転落死。頭脳明晰、美人でSっ気がある。酒に強く、幽霊になって初めて言葉を交わすことのできた阿久津と飲むように。
・阿久津理櫂(27)
惚れっぽいが振られてばかりのヘタレ男子。文具メーカーに勤めるただのサラリーマン。祖父の阿久津十郎は探偵だったが、理櫂の推理力はゼロ。新宿勤務、荻窪住み。
・阿久津十郎(享年70)
探偵だったが、四か月前(3月)に逝去。理櫂の祖父。
・能勢大将(60)
居酒屋の大将。本名も大将。黎子の姿を見ることはできるが、言葉を交わすことはできない。カウンターの一番奥はいつも黎子のために空けてある。阿久津と黎子とのやり取りをあたたかく見守る。
・四門貞治(34)
刑事。黎子の同期で過去は黎子と張り合っていた。黎子の死亡事件について、警察内で唯一、事件性を疑っていて、密かに捜査している。口が悪い。
・木島ミリ(24)
「居酒屋あさがや」で働くアルバイト。