あらすじ
*令和7年2月加筆修正済です。
時は明治30年、所は横浜――天才との呼び名が高い奇術師・鶴天斎聡一の一人娘・華子は、幽霊騒動の《からくり》を暴くため、大店「壽屋」を訪れる。そこには探偵の青山麗治郎と祈祷師の睡蓮様こと高木芳子、そして店主の孫娘・みさをがいた。他愛もない幽霊騒動が更に大きな事件を呼び、華子の休日は奇妙な方向へと進んでいく。
《登場人物》
鶴天斎華子(牧村 華子)……日本人の父親と英吉利人の母親を持つ奇術師(見習い)。
鶴天斎 聡一(牧村 聡一)……華子の父親。天才奇術師
ジョゼフ・カータ……華子の祖父、英吉利人
エイミー・カーター……聡一の妻、華子の母親。故人
中川 志乃……華子の母親代わり的な存在
嶋田 朔太郎……横浜の実業家で政財界の重鎮
嶋田 みさを……朔太郎の孫
嶋田 俊明……みさをの夫で嶋家の婿養子
嶋田 民子……嶋田家の養女。
ふみ……みさを付きの女中。
青山 麗治郎……東京銀座で「大國探偵舎」を営む探偵。
高木 芳子……祈祷師・睡蓮様
太田 淳史……横浜十丸医院の勤務医
寺本 綾子……元浜町にある石炭を扱う海産物商「黒田屋」の三女
高瀬 正男……麗次郎の探偵仲間
《参考文献》
「天一一代~明治のスーパーマジシャン~」
藤山慎太郎:著 NTT出版:出版
「横浜の街創りと文化の伝統」
小幡正雄 串田誠一 しおはまやすみ:著 あるちざん:出版
「幕末明治見世物事典」
倉田喜弘:編 吉川弘文館:出版
「横浜150年の歴史と現在~開港場物語~」
横浜開港資料館 読売新聞東京本社横浜支局:編集 (株)明石書店:発行
「実証・日本の手品史」
松山光伸:著 (株)東京堂出版
「日本奇術文化史」
河合勝、長野栄俊:著 公益社団法人日本奇術協会:編 東京堂出版:発行
(*余談ですが12000円の高額な本なので、個人では購入できません。図書館に感謝です)
*奇術師・松旭斎天一に敬意を表して、執筆しました。
*横浜市の歴史、明治時代の生活についてインターネット等でも調べましたが、間違いがありましたらご連絡お願いします。