あらすじ
『サマーレシピ・コード』――あらすじ
祖母の三回忌のため、久しぶりに田舎の家を訪れた女子中学生・ナナ。
片付け中に見つけたのは、懐かしい「サマーレシピ帳」。しかし1ページ目には、料理名と数字が並ぶだけの謎めいたメモが記されていた。
> スイカ塩=3
冷やしうどん(レモン)=5
トマトジュース=2
梅干しごはん=6
とうもろこし(焦がし)=4
それは、料理ではなく――祖母からナナへの「暗号レシピ」だった。
かつて祖母が言っていた、「夏は、頭も冷やさなきゃ」という言葉を思い出し、ナナはひとり謎解きに挑む。
レシピ名の中から指定の文字を読み解き、導き出されたキーワードは「かうましも」。
それを鍵として開いた引き出しには、祖母からの直筆の手紙と、新たなレシピ帳が――。
祖母の優しさと遊び心が詰まった「サマーレシピ・コード」。
それは、料理を超えた“家族の記憶”と“知恵の贈り物”だった。