あらすじ
「腕は一本三十万円、脚は一本四十万円、胴体は半分に分けてあることが条件で、二分の一が五十万円、頭部は二百万円。格安で死体の処理を行います」
そんな文言が記載されたサイトがある。
これは、様々な事情で、目の前の死体をどうにかしようとする人たちの物語。
不倫をしている人、孤独の中で生きる人、いかれた女。
父親に虐待された女子高生、うまくいかない結婚生活。
職場でのレイプ。
殺すつもりじゃなかったのに。
どうしようもないぬかりみにはまり込んでしまう。
「死体」がないなら、「殺人」にはならないよね?
不器用な、生き直したい人たちの物語です。