あらすじ

科学技術の進歩により、人の記憶をデジタル信号に変換して別の人へ転送出来るようになった2070年。  冬山の遭難事故で全ての記憶を失って自分が誰なのかすら分からない男は伊達圭一という仮の名を与えられ、メモリーハンターとなった。  正義感の強い伊達は技術の高いメモリーハンターとして警察の事件解決に協力していたが、それは普通の人がやりたがらない危険な仕事だった。  仕事は転送された記憶の中から手掛かりを探すことだが悲惨な事件記憶を受け続けると精神に異常を来たしてしまう者が多く、既に伊達にもその兆候が現れ始めていた。  ある日、殺人事件で唯一生き残った少女から事件記憶の転送を受けた伊達は飼い犬のコジローが行方不明だと知るとその捜索を買って出た。  目撃者を捜し出して記憶を転送してもらうとコジローが事件に関係していることが判り、その犬を捜し出す事が犯人逮捕に繋がると考えるようになっていく。  やがて、犯人逮捕と同様に犬の捜索にも行き詰まると伊達の頭に全てを解決する1つのアイデアが浮かんだ。  それは、コジローと接触している野良犬の記憶を転送し、その中から手掛かりを得て犯人逮捕と犬の捕獲を同時に成し遂げるというものだった。  動物の記憶を人へ送るという前例のない危険な転送に挑んだ伊達は────。 他人の記憶によって波乱の人生を歩む、メモリーハンターの物語。

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エブリスタ
エブリスタ2024/06/10
  • 現在の作品メモリーハンター - 記憶の狩人 -